校長講話「学力が高い」ってどういうこと?
9/22の校長講話では,「『学力が高い』ってどういうこと?」というテーマで話をしました。
本年度より実施となった新しい学習指導要領では,「知識・技能」「思考力・判断力・表現力など」「学びに向かう力・人間性など」の3つの力をバランスよく身につけた姿をめざしています。これらの力は,テストでは評価できないものもあります。
牛乳パックの体積を例に挙げて,5年算数で学んだことを生かして体積を計算で求めると,1000mLではなく950.6mLになってしまうのはなぜかという「問い」からスタートしました。液体が入っているときの牛乳パックはふくらんでいることから,ふくらんだ部分の断面を円と考えて計算するとこの差が埋まりそうだと考察していきます。さらに,このことは,理科の圧力や社会科の製造者や消費者の立場で物事をとらえることにもつながってくるという話をしました。
本当の意味の「学力」を身につけるためには,学んだことを生活に生かそうとしたり,他の学習とつなげて考えようとしたりする態度が大切になってきます。このように多面的・多角的な視点で物事を考える見方や考え方は,これからの社会に求められる力でもあります。
今回の校長講話は,ICTを活用し,タブレットで校長室と各教室をGoogleMeetでつなぎ,終わった後のアンケートはGoogleformsで各自が入力するようにしました。
茜祭にまっしぐら!
テストも終わり,その結果に一喜一憂しながらも,気持ちは「茜祭にまっしぐら!」という雰囲気になってきました。感染警戒レベルが5だった期間は,放課後の部活動も生徒会の茜祭準備も休止となっていましたので,レベルが下がってテストが終わったことを受け,放課後の時間に活気が戻ってきました。限られた時間の中で精一杯活動している生徒たちの姿を見て,「やっぱり学校ってこうでなくちゃ」と感じています。

音楽集会では,全校合唱の練習も行われています。感染対策のため,3年生がステージ,1・2年生はフロアに大きく広がって,職員も加わって練習しています。間隔が広いので,声の出し方にも不安を感じているかもしれませんが,「ほらね、」の歌詞のように「僕らはひとりじゃない」「誰もひとりじゃない」仲間を信じて声を出せるように願っています。
昨年度に続き,本年度も来賓の皆様・地域の皆様をお迎えすることができず,また,ご家族の人数にも制限があることを大変申し訳なく残念に思っております。しかし,このコロナ禍で茜祭が開催できることに生徒も職員も大きな喜びを感じています。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
食べて応援!アルプスサーモン②
9/15の給食は,「食べて応援」アルプスサーモンの2回目です。今回は,クリームチーズ焼きでした。アルプスサーモンは,くせがなくて味わい深いので,クリームチーズを乗せて焼くことで香りも楽しめて,とてもおいしかったです。

<献立>
ごはん・牛乳 アルプスサーモンのクリームチーズ焼き レモドレサラダ なめこと野菜の味噌汁 |
<ランチタイムより>
きょうは「食べて応援事業」でアルプスサーモンをいただける今年2回目の給食です。 |
玄関の花にも秋を感じます
毎週生けてくださっている玄関の生け花にも,秋が感じられます。
歯ッピー献立
9/14の給食は,2年生のSMさんが考えた「歯にいい,おいしい献立」でした。

<献立>
ごはん・牛乳 千種焼き しらすあえ 豚汁 |
<ランチタイムより>
中学校2年生は歯によい献立「歯ッピー献立」に取り組みました。きょうは、2年SMさんの『歯にいいおいしい献立』です。 カルシウムは骨や歯をつくるために重要な栄養素です。成長期は骨も歯も体もどんどん大きくなっていく時なので、カルシウムを多く含む食品を意識してとることが大切です。また、丈夫な歯をつくるためには、カルシウムの他にもたんぱく質、リン、ビタミン類などいろいろな栄養素が必要です。毎日の食事から栄養をバランス良く摂りましょう。 |
カルシウムがたくさん含まれている小魚・桜エビや,ごぼうなど噛みごたえのある食材をふんだんに使った献立でしたので,しっかり噛んでおいしくいただきました。自分たちで考えた献立が給食として味わえる幸せも噛みしめました。