12/3に南澤信之先生(セーフティネット総合研究所・代表理事)をお招きして人権講演会が行われました。
SNSの危険性と留意点を中心にお話をいただきました。
<講演の内容の一部>
SNSは瞬時に世界とつながる道具であり,その使い方を間違えれば人を傷つけたり,自分自身が悲しい目にあったりすることがある。例えば,はさみは物を切る便利な道具だが,はさみでご飯を食べる人はいない。危険だということをみんな知っているから。
オンラインゲーム・動画視聴・SNS…はやめたくてもやめられなくなるような仕掛けがある。脳・眼に悪影響が出たり,睡眠障害や学習障害を引き起こしたりするおそれがあるため,長時間(1時間以上)の使用はしない。(「1時間の壁」)
SNS利用の「3つのNO!」も教えていただきました。①感情を書き込まない。 ②個人を特定できる情報などを絶対投稿しない。 ③自身が確認できるもの以外は絶対に回さない。
だれひとり,ネットトラブルの加害者になったり被害者になったりすることがないように…という南澤先生の熱い思いを感じた時間でもありました。「ネットではなく心で人とつながること」「心で聴くこと」「相手の顔を見て会話をすること」の大切さを再確認しました。