全校対話「茜タイム②」タブレットの使い方について
12/17に第2回の茜タイム(対話)を行いました。テーマは「タブレットの使い方について」です。ひとり1台端末が生徒の手に渡って4ヶ月ほどたちます。本校では,登校してから下校するまで個人の管理となっていて,授業中やそれ以外の時間での使い方について生徒たちから疑問の声も上がり始めています。そこで「どんなことに気をつけてタブレットを使いたいか」「どんな活用の仕方が考えられるか」「今疑問に感じていること」について対話を行いました。
<生徒の意見から>
・学校が休校になったときにリモートで学習ができる。 ・タブレットを使うことによってコミュニケーションが少なくならないようにしたい。 ・学習とは関係ないことはしないようにする。 ・時間を決めて使う。 ・教科書のQRコードを使ったり分からないことを調べたりする。 ・危ないサイトには入らないようにする。 ・他学年がどのように授業を受けているか見られたらいいと思いました。 ・リモートで他校と一緒に授業をしたり交流したりできたらいいと思う。 ・休み時間にオセロや百人一首のゲームをしてもいいか。 など |
タブレット使用のルールは,生徒たちの声も反映させながら少しずつ整えていきたいと考えており,今回「茜タイム」で出された意見も参考にする予定です。
リフレーミング
保健室前の掲示板です。リフレーミング(短所だと思っていることも見方を変えると長所になる)についての例を挙げています。短所をめくると長所が現れるようになっています。「見方や考え方を変える」というのは,難しいことかもしれませんが,そのことを意識するかしないかで気持ちの持ちようも変わってくると思います。「見方や考え方を変える」ための視点をどのように示していくか…これは教科の学習にも通じるところがあると感じます。
全校対話「茜タイム①」人間関係について
12/8,全校での対話の時間「茜タイム」の第1回目を行いました。対話のテーマは2年生と職員から募り,今回は「人間関係について」考えました。前日に行った人間関係についての課題提起を元に「自分と関わりのある周りの人とどう接していきたいと思うか?」について,1~3年の縦割りグループで対話を行いました。昨年度の「茜タイム」の対話は学級ごとでしたが,本年度は全校での対話にしました。今後も,正解のない問いについて,多様な価値観の人と考え方を共有する機会をもてたらよいと考えています。
<生徒の意見から>
・ひとりひとりが自分の意見を言えるように関わりをもって,他人の意見を尊重して接していきたい。 ・自分が苦手な人は,変に避けず,手早く会話をして相手が傷つかないようにする。 ・周りの人に意見を合わせることも大切だが,自分の意見を周りと共有することも大切だと思った。 ・自分が一方的に話すのではなく,相手の気持ちも考えながらやさしく接する。 ・相手の意見や考えをしっかりと聞くし,自分も意見や考えを相手に伝える。 |
1・2年生合同で
12/6,朝と帰りの学活を利用して1・2年生で歌声交換会を行いました。これまで一緒に練習してきた「HEIWAの鐘」を発表し合い,合唱を聴いて感じたことを共有しました。同じ曲でも,どのように表現するかはそれぞれ違います。今回の歌声交換会では互いのよさを学び合うことができました。音楽会が終わっても,日常的に歌声が響いていることがうれしいです。
また,その翌日には「よりよい学級づくり」をテーマに意見交換する時間を設けました。各学級で取り組んでいることや課題について意見を出し合い,「よりよいクラスをつくっていくためにはどうしたらよいか」について共に考えました。
来年度の一中をよりよくしていくために,今後も学年を超えた交流の時間を大切にしていきたいと思います。
人権講演会「情報モラルについて」
12/3に南澤信之先生(セーフティネット総合研究所・代表理事)をお招きして人権講演会が行われました。
SNSの危険性と留意点を中心にお話をいただきました。
<講演の内容の一部>
SNSは瞬時に世界とつながる道具であり,その使い方を間違えれば人を傷つけたり,自分自身が悲しい目にあったりすることがある。例えば,はさみは物を切る便利な道具だが,はさみでご飯を食べる人はいない。危険だということをみんな知っているから。
オンラインゲーム・動画視聴・SNS…はやめたくてもやめられなくなるような仕掛けがある。脳・眼に悪影響が出たり,睡眠障害や学習障害を引き起こしたりするおそれがあるため,長時間(1時間以上)の使用はしない。(「1時間の壁」)
SNS利用の「3つのNO!」も教えていただきました。①感情を書き込まない。 ②個人を特定できる情報などを絶対投稿しない。 ③自身が確認できるもの以外は絶対に回さない。
だれひとり,ネットトラブルの加害者になったり被害者になったりすることがないように…という南澤先生の熱い思いを感じた時間でもありました。「ネットではなく心で人とつながること」「心で聴くこと」「相手の顔を見て会話をすること」の大切さを再確認しました。