小学6年生の体験授業①
来年度入学する小学6年生の体験授業が行われました。例年は,3校合同で実施していますが,本年度はコロナ禍のため,小学校ごと別々に中学校の授業を体験してもらうようにしました。
11/16には大下条小学校6年生の皆さんが,英語の授業を体験しました。小学校でも英語の学習をしているので,あまり困った様子も見られず,教師の英語による指示を一生懸命聞いて考えたり答えたりしていました。カードゲーム(UNO)では,自分が出したカードの色と数字を英語で説明しながらゲームをすすめたり,英語の単語を聞きとって絵のカードを選ぶカルタをしたりしました。
授業が終わって感想を聞くと,「中学校に入学するのを楽しみにしているけれど,ちょっぴり不安もある」と今の気持ちを伝えてくれました。6年生が希望を持って入学できるように受け入れる中学校でも準備をすすめていきたいと思います。
生徒会立会演説会・選挙
11/12に生徒会正副会長を選出するための立会演説会と選挙(信任投票)が行われました。それぞれの候補者は,これまで先輩たちが築いてくれた一中の伝統を引き継ぎ,さらによりよい学校づくりをめざして堂々と自分の考えを述べていました。
また,3年生をはじめとして真剣な表情で候補者の演説を聴く姿が見られ,全校生徒が一中の未来をともに考えようという意欲が感じられました。
投票により候補者3名とも信任され,いよいよ生徒会引き継ぎに向かって動き出します。
全校研究授業(社会科)
南信教育事務所の指導主事を迎えて,11/11に社会科の全校研究授業が行われました。
長野県のレタスの出荷量が全国1位という事実を知った生徒たちが,「なぜ出荷量が全国1位なのか」という「問い」をもち,資料をもとに農家の工夫を考える2年生地理の授業です。予想の段階では,漠然としていた理由が,資料をもとにグループで意見交換をしていく中で多面的・多角的な見方で学びを深めていく様子が見られました。
来年度からは,中学校で新しい学習指導要領が実施されることになります。「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて,これまでの講義形式の授業からの脱却をめざし,すべての教科で授業改善に向けてとりくんでいるところです。
子どもの思考に寄り添うとはどういうことか,子どもの「問い」はどこにあるのか,友との関わりの中で子どもの思考がどう深まっていくのか…私たち教師の探究も続いています。
「信州サーモン」
「県産食材,食べて応援事業」の第2回目として,11/12の給食に「信州サーモンのクリームチーズ焼き」が提供されました。高級食材だけあって,とても味わい深くおいしい魚でした。普段なかなか食べることのできない食材を学校給食でいただくことができ,大変ありがたく思います。
第3回目も予定しています。
<ランチタイムより>
先月の「信州黄金シャモ」に続き、学校給食に長野県産のブランド食材を無料でいただける『県産食材、食べて応援事業』の2回目として、きょうは『信州サーモン』をいただきます。 |
心と体の健康フォーラム
PTA子育て教養部主催の「心と体の健康フォーラム」が行われました。
本年度は,飯田女子短期大学講師の澤田有香先生をお招きして「幸せな人間関係のつくりかた」という演題でお話をうかがいました。人間の行動を車のタイヤにたとえて,前輪(行為と思考)・後輪(感情と生理反応)の動きが行動となって現れるというお話でした。行動には自分の欲求を満たすという「目的」があるのだけれど,その行動には責任が生じるので,他者の邪魔をしないで(できれば他者の手伝いもしながら)その「目的」に向かっていくことが大切である。「自分」と「現在」は変えられるが,「相手」と「過去」は変えられない…だからこそ,相手との関係を近づける行動か遠ざける行動かを意識することが必要だということでした。
最後に,学校のみんなが笑顔になれるためにできること,今すぐできて毎日繰り返せることを各自がカードに記入しました。毎日のちょっとした心の持ちようで,自分もまわりの人もハッピーになれたらいいなと思います。