南信教育事務所の指導主事を迎えて,11/11に社会科の全校研究授業が行われました。
長野県のレタスの出荷量が全国1位という事実を知った生徒たちが,「なぜ出荷量が全国1位なのか」という「問い」をもち,資料をもとに農家の工夫を考える2年生地理の授業です。予想の段階では,漠然としていた理由が,資料をもとにグループで意見交換をしていく中で多面的・多角的な見方で学びを深めていく様子が見られました。
来年度からは,中学校で新しい学習指導要領が実施されることになります。「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて,これまでの講義形式の授業からの脱却をめざし,すべての教科で授業改善に向けてとりくんでいるところです。
子どもの思考に寄り添うとはどういうことか,子どもの「問い」はどこにあるのか,友との関わりの中で子どもの思考がどう深まっていくのか…私たち教師の探究も続いています。