空手道
本校では,2年生の体育(武道)の学習で毎年空手道を行っています。武道の学習で空手道を行っている中学校は県下でもほとんどないとのことですが,阿南町在住の勝岡充さんを指導者として迎えることができ,ありがたく思っています。
最後の授業となった24日には,まとめとして4つのグループに分かれ演武を発表し,互いに評価し合いました。姿勢を正してかけ声とともに基本形を披露する姿はけっこう様になっていました。
この学習を通じて,「礼」に始まり「礼」に終わる武道の精神にふれ,普段の生活にいかす場面を見出すことができたらいいなと感じました。
道徳授業研究会(職員研修)
23日に道徳の授業づくりについて学ぶ職員研修を行いました。山間小規模校指導力向上加配で南部の中学校を訪問して指導を行っている小池政博先生に講師になっていただき,阿南二中で行った3年道徳の授業ビデオを見ながら,「道徳の授業で大切にしたいことは何か」を考えました。学習指導要領が改訂され,道徳については昨年度から「特別の教科 道徳」として教科化されています。「考え議論する道徳の授業」をめざし,私たち教師自身が「あーだ,こーだ」言いながら,考え議論することがまず第一歩であると感じました。
茜祭に向けて準備中!
茜祭が来週末に迫ってきました。23日の生徒会の時間には,それぞれの係で準備がすすめられました。また,茜ステージの準備や「ふるさとタイム」の発表準備なども進んでいます。行事の準備(うまくいっても思うように進まなくても)をしながら,その日を「待つ」ことは,とてもわくわくするステキな時間だなと思います。
ASF(茜スポーツフェスティバル)
茜祭が近づいてきました。
18日には,生徒集会でASF(茜スポーツフェスティバル)の種目説明が行われ,その後縦割り班で出場メンバーを決めました。今年はコロナ禍のため,係(保健体育委員会)は種目を決めるのにずいぶん悩んだようですが,10の種目をたすきのバトンタッチでつなぐリレー形式で行います。運動神経ならぬ「運まかせ?」の種目もありますが,みんなで楽しめるASFになりそうです。
来週24日にはリハーサルを行う予定です。
本年度の種目 |
ぐるぐるバット |
らくがき拭き |
平均台 |
借り物 |
借り人 |
キャップ飛ばし |
ドリブル |
なわとび |
マーカー集め |
ボトルクリップ |
校長講話「学校で学ぶ意味は何だろう?」
校長講話で「学校で学ぶ意味は何だろう?」という問いかけをしました。学校で学んでいることは日常生活で役に立っていることも多いですが,便利な世の中になり,学習したことを生活で活かす場面が少なくなっているかもしれません。また,コロナ禍の臨時休業により家庭でも学習できる方法が次々と紹介されています。そんな中で,「それでも学校で学ぶ意味は何か」を考えてみました。
オックスフォード大学のオズボーン准教授が2014年「雇用の未来」で「10年後になくなりそうな職業」を発表して話題になりましたが,その中から見えてくるものは,ひとりでは解決できないことや人工知能ではできないことの大切さではないでしょうか。だからこそ学校は,社会に出る前に失敗したり迷ったりしながら学ぶ場であり,いろいろな人の考え方に触れながら学ぶ場であると思います。
来年度から中学校の学習指導要領が変わります。「学力」のとらえ方を子どもたちとも共有し,予測困難な時代を生き抜く力を身につけるためにはどのような学び方が大切か考えていきたいと思います。