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校長講話「信じる」ということ

2/15の校長講話では「信じる」ということをテーマにしました。まず「信じる」ということを意識して生活しているかどうか生徒たちに問いかけました。

「信じる者は救われる」ということわざに対して,「正直者が馬鹿を見る」ということわざもあります。社会心理学では,よく知らない人をとりあえず信じてみるということを繰り返していくうちに,信じる力が鍛えられ,人を見極める力がついてくる。そしてどんどん自分の世界を拡げていくことができる。逆にいつも疑ってかかる人は,信じる力が弱くなり,ますます人を信じられなくなると言われています。

「信じる」とか「Believe」といったタイトルの曲から,校長自身が勇気づけられたり励まされたりする言葉を取り上げ,「信じる」ということの根底には,強い思いや期待,また裏付けとなる根拠があるのでないかという考えにたどり着いたということを話しました。

最後に,中学生の頃,国語の教科書に載っていた「一切れのパン」(F=ムンテヤーヌ作・直野敦訳・倉石隆さし絵)のあらすじを紹介しました。

生徒からは,「自分がこれまで努力してきたことを信じたい」「『一切れのパン』の話を聞いてみて、信じることは人を強くすることが分かった」「今まで何かする時いつも自分にはできないと思っていたのでこの機会に見直してみようと思いました」等の感想がありました。

国際社会について考える(3年社会科)

3年社会科の公民「国際社会」の単元で,貧困問題と資源エネルギーについて各自がまとめたものをプレゼンする学習が行われました。2/1には勝ち残った8名が「Pー1グランプリ」(決勝)に臨みました。

原稿をもとに言葉だけでプレゼンする生徒,タブレットを用いて資料や写真・イラストも加えたスライドを用意してプレゼンする生徒など,発表の仕方もそれぞれでした。発展途上国の現状を取り上げ,貧困問題を解決するために自分たちができることとして,食品ロスを減らす試みや寄付をするという提案がなされました。エネルギー問題については,化石燃料を減らして再生可能エネルギーに切り替えていく必要性を述べ,自分たちも節電や3R(リデュース・リユース・リサイクル)を心がけたいという内容の発表でした。

発表を聞いている生徒たちは,8名のプレゼンについて,発表内容はわかりやすかったか,今後何をすればいいかが明確になっていたかについて評価し,その合計でグランプリが選ばれました。

世界に目を向け,「自分にできること」を考え,それを他者に伝えること…これからの社会を生きていく上で大切な力だと思います。

 

2月ですが…書き初め展

廊下に書き初めが展示されています。2月の参観日に合わせてご覧いただく予定でしたが,感染警戒レベルが上がってしまい来校いただくことがかないません。

3年生の廊下には,国語科から課題として出された書き初めの作品が並び,教室内には余った紙で,各自が思い思いの言葉を書いた書き初めの作品が並んでいます。3年生の心の叫びが聞こえてくるようです。

新生徒会の挑戦

2年生を中心とした新生徒会の活動が始まっています。今週もいくつかの委員会で新たな企画に取り組んでいます。

代議員会では「学習レベルUp週間」と題して,自主学習ノートを廊下に展示して互いの家庭学習から学ぶ場を設けています。週間の終わりには,参考になったことや自分の学習に生かせそうなことを記入して共有することにしています。

 

図書学芸委員会では「絵本Days」という企画で,朝読書の時間に学年ごと図書館に行って本を読んだり,紹介し合ったりする時間を設けています。図書館前の廊下には,図書学芸委員によるおすすめの絵本も展示されています。

また放送委員会では「3年生リクエスト曲特集」を計画しています。卒業が近づいている3年生に,「泣けた曲」「一番思い出に残っている曲」「小学生の時に好きだった曲」のいずれかのテーマに沿った曲をリクエストしてもらう企画です。どんな曲が流れるのか今から楽しみにしています。

コロナ禍でもできることを考えて新たな挑戦をしようとがんばっている新生徒会,学校全体に活気を感じます。

オンライン交流授業(英語科)

1/31に,大鹿中学校・天龍中学校と本校の2年生が,オンラインで英語の授業を行いました。授業で他校と交流するのは初めての試みで,接続に手間取る場面もありましたが,初めて会う他校の2年生と,画面を通じて英語で自己紹介をしたりインタビューをしたりすることができました。画面に向かって手を振るときのうれしそうな顔が印象的でした。

「茜タイム」(タブレットの使い方について)の対話の中で,「他校と交流したい」という意見がとても多く聞かれました。学校に居ながらにして離れたところにいる中学生と交流できるのはICT機器のよさでもあります。今後さまざまな教科や場面でこのような交流が広がるといいと思います。

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