修学旅行に向けて
来年度4月に予定されている修学旅行の学習が進んでいます。コロナの感染状況が心配ですが,学習や準備は計画通りに進めているところです。2年生の廊下には,事前学習の「寺社仏閣新聞」や栞の表紙候補作品などが展示されています。一日も早い感染の収束を願っています。


ひな祭り献立
3/3の給食はひな祭り献立でした。彩り豊かなちらし寿司(えび入りでした)・お花の形の豆腐ハンバーグ・お花の形の麩が入ったすまし汁・ひし餅など,すぐそこまで来ている春を感じる献立でした。調理場では「学校に来ることが楽しみになるような給食を作ろう!」を合い言葉に毎日の給食を作ってくださっているそうです。子どもたちだけでなく職員も毎日の給食を楽しみにがんばっています。

| <献立>
ちらし寿司・牛乳 花型豆腐バーグ かおりあえ 花麩のすまし汁 ひし餅 |
コロナ禍の生徒会活動
コロナのまん延防止措置期間中,生徒会活動も制限しながら行っています。学年をまたぐ活動ですので,3年生の参加は控え,1・2年生の話し合いや作業も時間を短縮して行っています。そのような中でも生徒会を引き継いだ2年生が中心となって生き生きと活動しています。
生徒会新聞はすでに№4まで発行され,各委員会の活動の様子が伝えられています。「ここの内容はどう思う?」(代議員会)「この本どこにある?」(図書学芸員会)「間違えてしまったときはなんて言う?」(放送委員会)など,実際の話し合いでの会話を取り入れながら委員会の様子が手に取るように分かる発信をしてくれています。

3/11に予定している生徒総会はGoogleMeetを使って行うよう計画しています。いつもは参集して協議題について意見を交わしますが,今回は事前に配布されたメモをもとにオンラインでの意見交換となります。協議題は「来年度へ向けてがんばりたいこと」(熟語ひとつで理由もつけて)です。「自分の意思と理由がはっきりしていればどんな熟語でもOKです。皆さんの意見を生徒会のスローガンの参考にします」と添え書きがありました。全校で考える・全校生徒の意見に耳を傾けるという役員選挙での公約を実行に移すべく挑戦が始まっています。また,3/14の3年生を送る会も方法を工夫して準備中です。
コロナ禍であってもできることを考えて挑戦する…そんな姿が学校のさまざまな場面で見られるようになってきました。

近づく春…
朝の冷え込みは厳しいですが,陽射しは日に日に濃くなり春の訪れが待ち遠しい頃となりました。校舎北側の「一中梅園」の梅のつぼみもほんの少しほころび始めています。

生徒会の時間に美化委員会でパンジーの苗植えを行いました。近づく門出の日には美しい花を咲かせてくれることと思います。

校長講話「信じる」ということ
2/15の校長講話では「信じる」ということをテーマにしました。まず「信じる」ということを意識して生活しているかどうか生徒たちに問いかけました。


「信じる者は救われる」ということわざに対して,「正直者が馬鹿を見る」ということわざもあります。社会心理学では,よく知らない人をとりあえず信じてみるということを繰り返していくうちに,信じる力が鍛えられ,人を見極める力がついてくる。そしてどんどん自分の世界を拡げていくことができる。逆にいつも疑ってかかる人は,信じる力が弱くなり,ますます人を信じられなくなると言われています。


「信じる」とか「Believe」といったタイトルの曲から,校長自身が勇気づけられたり励まされたりする言葉を取り上げ,「信じる」ということの根底には,強い思いや期待,また裏付けとなる根拠があるのでないかという考えにたどり着いたということを話しました。
最後に,中学生の頃,国語の教科書に載っていた「一切れのパン」(F=ムンテヤーヌ作・直野敦訳・倉石隆さし絵)のあらすじを紹介しました。


生徒からは,「自分がこれまで努力してきたことを信じたい」「『一切れのパン』の話を聞いてみて、信じることは人を強くすることが分かった」「今まで何かする時いつも自分にはできないと思っていたのでこの機会に見直してみようと思いました」等の感想がありました。






