校長講話「学校で学ぶ意味は何だろう?」
校長講話で「学校で学ぶ意味は何だろう?」という問いかけをしました。学校で学んでいることは日常生活で役に立っていることも多いですが,便利な世の中になり,学習したことを生活で活かす場面が少なくなっているかもしれません。また,コロナ禍の臨時休業により家庭でも学習できる方法が次々と紹介されています。そんな中で,「それでも学校で学ぶ意味は何か」を考えてみました。
オックスフォード大学のオズボーン准教授が2014年「雇用の未来」で「10年後になくなりそうな職業」を発表して話題になりましたが,その中から見えてくるものは,ひとりでは解決できないことや人工知能ではできないことの大切さではないでしょうか。だからこそ学校は,社会に出る前に失敗したり迷ったりしながら学ぶ場であり,いろいろな人の考え方に触れながら学ぶ場であると思います。
来年度から中学校の学習指導要領が変わります。「学力」のとらえ方を子どもたちとも共有し,予測困難な時代を生き抜く力を身につけるためにはどのような学び方が大切か考えていきたいと思います。
PTA作業に感謝!
13日にPTA作業が行われました。本来は学年ごと(一年間に3回)行っていただく作業ですが,5月は緊急事態宣言中,7月は天候不良ということで,本年度は今回の1回のみとなりました。小雨が降ったりやんだりする中でしたが,多くの皆様にお手伝いいただき,短時間で見違えるほどきれいになりました。おかげさまで,気持ちよく茜祭を迎えることができそうです。ありがとうございました。
29日からは生徒たちが「茜祭前清掃集中期間」ということで校内を中心に磨きをかける予定です。
茜祭ポスター決定!
投票により,茜祭のポスターとパンフレットが決定しました。
本年度は,日程を一日に短縮し,一般への公開も行いませんが,「できることは何か」を考えて思い出に残る文化祭にしたいと生徒会の各係で準備をすすめています。


茜祭ポスター候補
10/3(土)に行われる文化祭「茜祭」のポスター候補が廊下に勢揃いしています。『月』~輝こう,一人ひとりが自分の笑顔で~というテーマに合わせて,どのポスターも『月』をモチーフにしていますが,それぞれが包み込むような温かい光を放っているのが印象的です。投票により,ポスターとパンフレット用の2点が選ばれることになっています。
防災訓練
9月1日に防災訓練が行われました。
今回の訓練は,突発的な地震の発生とそれに伴う火災を想定して,教科担任の授業中に行われました。事前に知らされていない中での訓練でしたが,教科担任の指示にしたがいおちついて避難することができました。
学校長からは,「予期せぬできごとに対する不安への防御反応として「正常化バイアス」という心の働きがあるが,このことが災害時には「自分は大丈夫だろう」とか「非常ベルの誤作動だろう」というように働いてしまうことがあり,命の危険にさらされる場合がある。そのためには,訓練を積み重ねることと自分が率先して避難したり呼びかけたりすることが大切である」という話をしました。
今回の訓練が,「もしも」のときに自分で考えて行動する力(考動力)につながってほしいと願っています。
また,訓練後に上はきの底を洗うときに,美化委員会のみなさんが足ふき用のぞうきんを準備してくれました。