５月も，「一中応援隊」の方が生けてくださった季節の花が，来校された方々を出迎えてくれました。

さて，昨年の６月に，同じく「一中応援隊」の方に除草作業を行っていただき，相談室前のアーチにバラがあったことがわかりました。そのバラが，今年はきれいな赤い花を咲かせました。植物が本来もっている生きる力と，少し手をかけることの大切さ…，教育に通じるところがあると感じます。

5/30は，職業について学ぶキャリアデーでした。

午前中は，講師2名をお招きして，2年生が職業について話をうかがうキャリア講演会が行われました。

午後は，町内12の事業所の方にご協力いただいて「キャリアフェス」が行われました。2年目の今年は，町の商工会の方にもご協力いただき，事業所との連絡・調整を行っていただきました。当日は，本校の１・2年生に加えて，二中の１・２年生も参加して，12のブースに分かれてそれぞれの事業所の方からお話をうかがいました。

この職業に就いたきっかけや，苦労していること・やりがいなどについて，実物や写真などを見せていただきながら職業について学ぶことができました。2回の転職を経て今の職業に就いた方が，「自分がどうしたいかが大切だと思う。行動した後悔より行動しなかった後悔の方が大きい」と語っていたのが印象的でした。

5/24に校舎北側に広がる「一中梅林」の梅採りが行われました。本年度は，3年生による運営で行われ，縦割り班でおしゃべりしながら和気あいあいと収穫する姿が見られました。昨年度より収量は少なめでしたが，希望するご家庭に１㎏200円で販売されました。

5/9の総合的な学習の時間スタートナビを受けて，5/18の1年生の授業では，スタートナビの各ブースで学んだことについてグループごとに共有を行いました。スタートナビで講師を務めていただいた方が授業にも参加してくださったので，わからなくなったことなどを改めて質問する姿も見られました。

その後，自分たちにできそうなことを考えながら，どんなテーマで探究するかを話し合いました。話し合っていく中で，「介護のことと産業や観光のことはつながってるんじゃない？」「阿南に人が来るようになれば，住みたいと思う人も増えて課題が解決できるかも」というような意見も出されました。

授業の様子を参観された皆さんが「それぞれの課題を結びつけて考えている姿があった。子どもってすごいな」とおっしゃっていました。この学習を通して，「自分のこととして考える」ことの大切さや，他者と協働して課題解決に向けて取り組む喜びを味わうことができたら…と願っています。

5/13の給食は「ふるさと大好き給食」で，前日に生徒たちが摘んだお茶の葉の天ぷらが提供されました。お茶の葉の天ぷらが学校給食で提供されるのは大変珍しく，昨年度「長野県学校給食会だより」にも紹介させていただきました。パリッとした歯ごたえで，ちょっぴり苦みがあり，とてもおいしくいただきました。