校長講話「自分とは?」
6/21の校長講話では「自分とは?」というテーマで自己理解について話しました。学校目標「知・徳・体」の「徳」(思いやりの心)について,本年度は「『対話』を通して他者を知ることにより自己理解を深める生徒」をめざす姿として掲げています。
あらかじめ全校生徒・職員から集めたアンケート結果(校長の印象)を示し,その印象と違う面「こう見えて実は〇〇なんです」を紹介しました。
また,同じく事前アンケートから生徒・職員が自分自身について「こう見えて実は〇〇なんです」と自己開示したものをいくつか紹介しました。
そして,自分ひとりでは自分が何者かを理解するのは難しく,様々な鏡(他者の存在)によって,自分の知らなかった自分に出会えることがあるという話をしました。一中で根付いてきた「対話」を通して,今まで知らなかった自分の可能性・強みに気づくことができたらいいなと願っています。
生徒集会「何のためにアルミ缶を集めるか」
6/16の生徒集会では,美化委員会から問いが投げかけられました。これまで総務会が行っていたアルミ缶回収を,美化委員会の活動に移したことを機に,アルミ缶回収の目的と使い道を全校生徒の対話により決めていこうという試みです。事前のアンケートでは,6割近くが募金にあてたいと考えていました。
当日の集会では,それぞれの縦割り班で,様々な意見が交わされました。「ウクライナや貧しい国へ募金したい」「地域や困っている人たちの役に立てたい」「自分たちの学校の備品などを充実させたい」など,これまでの経験や学習,そして今の社会情勢などをふまえて意見を述べている姿が印象的でした。出された意見をもとに,委員会で検討していく予定です。
丸くなって対話をしているうちに,どんどん頭が近く「前のめり」になっていく班もありました。「自分の考えを伝えたい」「他者の考えを聞いてみたい」という姿から,対話の文化がしっかりと根付いてきたことがうかがえます。対話を通して納得解を見いだすことの大切さを学んでほしいと願っています。
中体連南信大会(1次リーグ・1次トーナメント)
6/11・6/12に中体連南信大会の1次リーグ・1次トーナメントが行われました。部員数が少ない本校では,どの部も3年生だけでなく2年生も選手として出場しました。特に3年生は,部活動の集大成となる最後の大舞台で,第1試合のスタートはプレッシャーを感じたり緊張したりしていたようです。それでも,少しずつ普段の練習の成果が出始め,強豪相手に粘り強く闘うことができました。仲間と声をかけ合って試合を楽しんでいる姿も見られ,またひとつ歩みを進めることができた一中生です。
<試合結果>
サッカー部 ①対 富士見・茅野北部合同 0-4 負け ②対 宮田 0-3 負け 女子バレー部 ①対 竜東 2-1 勝ち ②対 緑ヶ丘 0-2 負け ③対 鼎 0-2 負け 女子テニス部(団体) ①対 旭ヶ丘 1-2 負け ②対 高陵 1-2 負け ③対 緑ヶ丘 3-0 勝ち 男子卓球部(団体) ①対 高森 2-3 負け ②対 喬木 3-2 勝ち ③対 根羽 3-2 勝ち ④対 緑ヶ丘 0-3 負け ⑤南信大会出場決定戦 対 高陵 3-2 勝ち ⑥順位決定戦 対 飯田西 1-3 負け 南信大会出場決定 (個人戦) 男子卓球部 1名 南信大会出場決定 女子ソフトテニス部 2ペア 南信大会出場決定
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中体連南信大会に向けて
いよいよ中体連南信大会が近づいてきました。先週6/2からの部活動集中期間を経て,最後の調整に入っています。廊下には,全校生徒・職員からの応援メッセージが掲示されています。
また,6/9には壮行会が開かれました。ユニフォームを着てともに試合に出る2年生が3年生にエールを送り,吹奏楽部も演奏でエールを送り,全校で互いの健闘を誓いました。ステージ上で決意を述べた3年生の堂々とした姿は,1・2年生の眼に焼き付いたことと思います。一中ならではの温かい壮行会となりました。
防犯教室
6/7に,阿南警察署の方を講師としてお迎えして防犯教室が行われました。不審者による声かけ事案について実例を挙げて説明していただいた後,ふいに腕をつかまれたときにどう対処するかなどの護身術を全員で試してみたり,3年生がさすまたを使って不審者役の警察の方を取り押さえてみたりしました。もしもの時に対する心構えを全校で学ぶことができました。