保育園実習(3年生)
12/16に保育園実習が行われました。技術・家庭科の学習(家族・家庭生活)で,幼児とのよりよい関わり方について考え工夫することや,幼児の発達の特徴や遊びの意義について学ぶことがねらいです。
大下条保育園の年少・年中・年長それぞれのクラスに分かれて,手作りのおもちゃなどを使って20分ほど交流しました。
幼児の目線になって話しかけたり,顔をのぞき込んで表情をうかがったりしながら和やかな時間を過ごしました。
クリスマス
3組教室前の廊下壁面がクリスマスの装飾になりました。サンタさんがもっている大きな袋の中には,全校の生徒&職員から寄せられた「サンタさんにプレゼントしてもらいたいもの」が貼ってあります。書かれている内容を見ると「欲しい品物」だけでなく,「学力」や「健康」といった切実な願いや祈りのような「もの」も多く見受けられました。それは,「自分自身でもうちょっと努力しないといけないな…」という反省の意味も込められているのかと受け止めましたが,どうでしょうか?
玄関の生け花も,小さな雪だるまが添えられて,クリスマスムードが感じられる作品です。
「歯ッピー献立」④
12/5の給食は,2年生のMKさんが考えた「歯ッピー献立」の第4弾でした。テーマは「よく噛んで健康に」ですが,噛みごたえだけでなくカルシウムやたんぱく質という栄養面にも注目した献立になっていました。また,野菜をサイコロ型に切った「カクカク野菜スープ」というユニークなネーミングのスープも登場しました。
このような献立作りを通して,自分自身の健康に目を向けるきっかけになると思います。
<ランチタイムより>
中学2年生は歯に良い献立「歯ッピー献立」に取り組みました。特に優秀な作品を9月から4ヶ月にわたって、実際の給食に出してきました。「歯ッピー献立」ラストを飾るのは、MKさんの「よく噛んで健康に」献立です。 |
性に関する指導
12/5に各学年で性に関する指導が行われました。助産師の宮澤恵子先生を講師としてお迎えし,事前アンケートの内容も参考にしながら学年に応じた指導をしていただきました。宮澤先生のお話にはいつも「生まれてきてくれてありがとう」という子どもたちへのメッセージが貫かれています。
1年生の授業では,「生命誕生・いのちの尊さ」について考えました。思春期のこころと体の変化に戸惑ったりつらくなったりすることもあるかもしれない。でも,不安・心配・悩みに「気づけた」ことがまず大切で,そんな時は,生まれてきたときまでもどって自分自身に問いかけてみて…と教えていただきました。
2年生の授業では,「10代の恋愛・友人・人間関係」を中心に話を聞きました。「自分の居場所を見つけたい」と思う気持ちが誰にでもあって,成長するに従って,親や大人から得られる縦の安心感から次第に友人・恋人・趣味の合う仲間から得られる横の安心感を求めるようになるという内容でした。「自分の家の玄関に貼れないものはネットに投稿してはいけない」という話も印象的でした。
3年生の授業では,「男女交際や友人関係」について更に踏み込んでグループワークなども交えながら考えました。「嫌われたくない・喜ばれたい」という一心から相手の要求を受け入れてしまうのではなく,嫌なときはNOと言える関係性を保ち,互いに心地よいと感じる距離感で接していくことが大切であると学びました。
全校対話「茜タイム①」制服について
本年度も,身近なことからテーマを決めて全校で対話を行う「茜タイム」がスタートしました。これまでも,この「茜タイム」で生徒たちから出されたアイディアが学校生活に反映されたこともあります。テーマは来年度の一中をリードしていく立場にある2年生と職員にアンケートをとって決めました。
1回目のテーマは「制服について」です。2年生から「スラックスでもいいと言われてもセーラー服と合わないのでは?」「女子も学ランOKにしたら?」「男女の制服の違いってどうなんだろう」「衣替えの期間は決めなくてもよいのでは?」というような疑問・意見が出されました。
そこで,まずセーラー服の歴史について,元は海軍の制服であったことや子ども服として男女問わず人気だったことなどを紹介しました。また,本校の昭和53年の卒業記念写真には,女子全員がセーラー服にスラックスという姿で写っており,当時はそれが普通だったことも分かりました。
そこで,ジェンダーフリーの制服を導入した中学校の新聞記事とその制服の値段を取り上げ,いくつかの視点をふまえながら「自分らしく学校生活を送るためにはどんな制服がよいか」と問いました。
翌日は,自分の考えを書いた付せんを持ち寄って,縦割り班での対話を行いました。ファシリテーター(進行役)も今回から2年生が行います。「今のままの制服でいい」「自由に選べる制服がいい」「男女関係なく選べるといい」など様々な意見が出されました。生徒たちの声が学校づくりの大切なよりどころとなります。