3学期始業式
1/6に3学期の始業式が行われました。3学期は47日間という短い学期ですが,1年間のまとめの学期であるとともに,4月からの新年度につながるとても大切な学期です。
学校長からの話の中で,12月に学校に寄贈していただいた「神秘な深見池物語」という書籍を紹介しました。名古屋女子大学・愛知工業大学の名誉教授である八木明彦さんが,45年間という長きにわたり研究を重ねてきた成果をまとめたものです。深見池は,表面積に対して深さがあり,風の影響を受けにくいため堆積物がそのままの状態で積み重なっており,世界的にも珍しい湖沼であるとのことです。プランクトンや細菌,マンガンや鉄など様々な物質が存在し,そのために池の水の色も七色に変化するそうです。
興味をもったことについて,知りたい・明らかにしたいという気持ちが八木さんの研究の原動力になっていたのではないか,そしてそれに向かって取り組んでいるときのワクワクした気持ちや自分を認める気持ちが自分を勇気づけてくれるという話をしました。
最後に今年の干支「卯」にちなんだ「うさぎの登り坂」ということわざから,長い後ろ足で坂道を登るうさぎにたとえて,よいタイミングを逃さずに自分のよさを発揮し大きく飛躍する年になるようにと結びました。
11月・12月の花,そして…
寒さの厳しい中ですが,「一中応援隊」の方による玄関の生け花が彩りを添えてくれています。
そして,玄関には正月飾りも飾られて新しい年を迎える準備が整いました。来年もよい年になりますように。
2学期終業式
12/26に2学期の終業式が行われました。
85日間の長い2学期をふり返って,まず各学年の代表生徒の発表がありました。「総合的な学習の時間」の発表に取り組んだこと,目標を決めて学習に取り組んだこと,生徒会活動や部活動に責任感をもって取り組んだことなどが発表されました。
続いて学校長からは,代表生徒の発表を受けて,①目的意識をこと②自分が何をするか具体的に考えること③その過程をふり返って自分の成長を感じることの3つの視点で各自がこの2学期をふり返ってみてほしいと話をしました。
身の周りや世界にも目を向けてこの1年間をふり返り,感謝と希望と祈りを込めて新しい年を迎えられることを願っています。
全校対話「茜タイム②」部活動について
2回目の全校対話「茜タイム」が12/23に行われました。2回目のテーマは「部活動について」です。生徒たちからの挙げられた「問い」は,他の部の練習の様子や効率のよい練習の仕方,練習時間などについてです。
まず,学校における部活動の位置づけや,今始まっている「部活動改革」について説明があり,①どんな部活動をめざしたいか②本校の部活動の課題を解決するにはどうしたらいいかについて考えました。
対話の中では,めざしたい部活動として「自分たちで練習内容を考えて取り組む」といった主体的な意見が多く見られたほか,「話し合って決める」という対話を大切にした意見も出されました。今,授業で大切にされている「主体的・対話的で深い学び」が生徒たちの中に意識されていることはとても興味深いことでした。また,一中の課題についても「個人でも大会に出られる種目にしていく」「他校と合同で取り組む」など建設的な意見が出されました。
部活動については今後も話題にしながら,よりよい方法を探っていきたいと思います。
第2回生徒総会
12/20に生徒総会が行われました。3年生が中心となって運営する生徒会活動は,この生徒総会をもって一区切りとなります。各委員会の活動報告の後,「今年度自分らしさが出た場面・来年度の生徒会でがんばりたいこと」について,縦割りグループで意見交換を行いました。
全校生徒の前で堂々と発表し,グループでの話し合いをリードする3年生の姿から,この1年間の活動を通して学んだことが,大きな力になって実を結んでいることを感じました。