富草寮との交流会(3年)
本校では地元の福祉施設との交流会を年に2回ずつ行っています。本年度は,コロナ禍のため1学期の交流会は中止となってしまいました。それでも,飯田女子短期大学の先生を講師としてお迎えする「交流ガイダンス」は学年ごとに実施し,福祉の理解を深めるとともに,各施設のご理解をいただいて11月に交流会を実施できることになりました。
18日には,3年生が富草寮を訪れ,茜ステージで披露した「マル・マル・モリ・モリ」のダンスと合唱「手紙」「翼をください」を発表しました。感染防止のため,十分な距離をとっての交流で,直接ふれあうことはできませんでしたが,生徒たちの姿や声を直接感じていただくことができたことはとてもよかったと思います。
来週は1年生がサルビアの皆さんとオンラインで,2年生が阿南学園を訪問して交流会を行う予定です。
読書旬間
11/9~11/20まで読書旬間となっています。
期間中には合唱発表会・生徒会役員選挙・テストなどがあり,少し慌ただしい感じもしますが,そういう中だからこそじっくりと本を読みふける時間が大切であると思います。想像力や思考力をフル回転させ,ドキドキ・わくわくする楽しさや,活字から拡がる本の世界のすばらしさを少しでも味わってほしいと願っています。
図書館前の廊下には「先生のおすすめ本紹介」も掲示されています。いつもは手に取らないジャンルの本にも挑戦してみるきっかけになればと思います。
小学6年生の体験授業①
来年度入学する小学6年生の体験授業が行われました。例年は,3校合同で実施していますが,本年度はコロナ禍のため,小学校ごと別々に中学校の授業を体験してもらうようにしました。
11/16には大下条小学校6年生の皆さんが,英語の授業を体験しました。小学校でも英語の学習をしているので,あまり困った様子も見られず,教師の英語による指示を一生懸命聞いて考えたり答えたりしていました。カードゲーム(UNO)では,自分が出したカードの色と数字を英語で説明しながらゲームをすすめたり,英語の単語を聞きとって絵のカードを選ぶカルタをしたりしました。
授業が終わって感想を聞くと,「中学校に入学するのを楽しみにしているけれど,ちょっぴり不安もある」と今の気持ちを伝えてくれました。6年生が希望を持って入学できるように受け入れる中学校でも準備をすすめていきたいと思います。
生徒会立会演説会・選挙
11/12に生徒会正副会長を選出するための立会演説会と選挙(信任投票)が行われました。それぞれの候補者は,これまで先輩たちが築いてくれた一中の伝統を引き継ぎ,さらによりよい学校づくりをめざして堂々と自分の考えを述べていました。



また,3年生をはじめとして真剣な表情で候補者の演説を聴く姿が見られ,全校生徒が一中の未来をともに考えようという意欲が感じられました。
投票により候補者3名とも信任され,いよいよ生徒会引き継ぎに向かって動き出します。
全校研究授業(社会科)
南信教育事務所の指導主事を迎えて,11/11に社会科の全校研究授業が行われました。
長野県のレタスの出荷量が全国1位という事実を知った生徒たちが,「なぜ出荷量が全国1位なのか」という「問い」をもち,資料をもとに農家の工夫を考える2年生地理の授業です。予想の段階では,漠然としていた理由が,資料をもとにグループで意見交換をしていく中で多面的・多角的な見方で学びを深めていく様子が見られました。
来年度からは,中学校で新しい学習指導要領が実施されることになります。「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて,これまでの講義形式の授業からの脱却をめざし,すべての教科で授業改善に向けてとりくんでいるところです。
子どもの思考に寄り添うとはどういうことか,子どもの「問い」はどこにあるのか,友との関わりの中で子どもの思考がどう深まっていくのか…私たち教師の探究も続いています。

教師自身の「主体的・対話的で深い学び」