6/16の生徒集会では,美化委員会から問いが投げかけられました。これまで総務会が行っていたアルミ缶回収を,美化委員会の活動に移したことを機に,アルミ缶回収の目的と使い道を全校生徒の対話により決めていこうという試みです。事前のアンケートでは,6割近くが募金にあてたいと考えていました。
当日の集会では,それぞれの縦割り班で,様々な意見が交わされました。「ウクライナや貧しい国へ募金したい」「地域や困っている人たちの役に立てたい」「自分たちの学校の備品などを充実させたい」など,これまでの経験や学習,そして今の社会情勢などをふまえて意見を述べている姿が印象的でした。出された意見をもとに,委員会で検討していく予定です。
丸くなって対話をしているうちに,どんどん頭が近く「前のめり」になっていく班もありました。「自分の考えを伝えたい」「他者の考えを聞いてみたい」という姿から,対話の文化がしっかりと根付いてきたことがうかがえます。対話を通して納得解を見いだすことの大切さを学んでほしいと願っています。