2/10の給食には,愛媛県のマダイが無償で提供されました。マダイの養殖日本一の愛媛県では,新型コロナウィルスの感染拡大のため飲食店の休業が続き需要が大きく落ち込んでしまいました。海のない長野県の子どもたちにマダイで「愛顔」(愛媛の笑顔)を届けたいという思いもいっしょに届けてくださいました。当日は愛媛県の郷土食「マダイのせんざんき(唐揚げのようなもの)・石鎚雪見汁・いよかん・磯香サラダ」という献立でしたが,「ランチタイム」から知らなかった愛媛県の郷土食に思いをはせることができました。マダイは身がぷりぷりして甘みがあり,とてもおいしかったです。
<ランチタイムより>
きょうは、「全国味めぐり 愛媛県の食事」です。
愛媛県は、四国にあり、北側には瀬戸内海に面した平野が広がり、南側には西日本で一番高い石鎚山がそびえています。
リアス式海岸の静かな海の、きれいで暖かい海水でそだったマダイは、おめでたい時にいただく特別な魚です。愛媛県ではコロナ禍で売れなくなってしまったマダイを、海のない県の小中学生に無償で提供してくださいました。
「せんざんき」というのは愛媛県の郷土料理で、鶏の唐揚げをマダイにアレンジしたものです。石鎚雪見汁は、石鎚山がきれいに見える愛媛県の学校で出されている給食メニューを取り入れました。
そして、愛媛と言えば、伊予国「いよかん」です。
暖かい春を待つ「愛媛県の食事」を、感謝で、味わっていただきましょう。 |