新型コロナウィルス感染拡大防止のため,1学期はほとんど行うことができなかった合唱。そのため,本年度は茜祭(文化祭)での音楽会も実施することができませんでした。2学期に入ってから本格的に練習を始めた合唱を, おうちの方にも聴いていただきたいということから,当初は参観日を予定していた11/9に合唱発表会を行いました。
1年「明日へ」
男子生徒が6名と少ないですが,曲に合わせて体を揺らし,精一杯声を出している男子の姿が印象に残りました。生徒が指揮を行うのは中学生ならではの光景。きっと緊張したことでしょう。
2年「空は今」
歌い始める前に指揮者がメモを見せ,緊張をほぐしてくれたのかな?透き通る歌声,男声パートと女声パートのかけ合いやハーモニーの美しさを感じる合唱でした。
3年「手紙」
女子生徒が少ない学級ですが,ソプラノの美しい声がアクセントになり,男声パートのすばらしい歌声に彩りを添えていました。
「いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど 笑顔を見せて 今を生きていこう」
合唱というのは,友だちの歌声に耳を傾け,自分の歌声にも耳を傾けながら調整していく…人間関係力を象徴するような活動だと,生徒たちの歌声を聴きながら考えていました。コロナ禍で自由度が制限される活動ではありますが,さらに互いの理解を深めながら,心を許して歌うことができるような環境をつくりたいと思います。