本校では,特色ある教育活動として「福祉タイム」で福祉施設との交流を行っていますが,福祉施設の利用者の方への接し方や交流の仕方について学ぶための交流オリエンテーション(1年・3年)が行われました。
飯田女子短期大学から講師の先生をお迎えし,1年生は「福祉って何?」ということから始まり,アイマスクをして手触りで何かをあてたり,手袋をして折り紙を折ったりする体験も行いました。3年生は,昨年度の阿南学園の方との交流を振り返りながら「相手の立場になって考える」とはどういうことか,伝言ゲーム・ジェスチャーゲームなどを通して考えました。
また,自閉症についてかかれた「すずちゃんののうみそ」という絵本の読み聞かせでは,静かに聞き入る姿が印象的でした。最後に「もし,身近な人が新型コロナウイルスに感染したら…」「もし,自分が感染したら…」と考える場面もあり,感染症について自分ごととして考える時間がもてました。
例年のような交流活動は難しいかもしれませんが,このような中でも「できることは何か」を考えていきたいと思います。