1/6に3学期の始業式が行われました。3学期は47日間という短い学期ですが,1年間のまとめの学期であるとともに,4月からの新年度につながるとても大切な学期です。
学校長からの話の中で,12月に学校に寄贈していただいた「神秘な深見池物語」という書籍を紹介しました。名古屋女子大学・愛知工業大学の名誉教授である八木明彦さんが,45年間という長きにわたり研究を重ねてきた成果をまとめたものです。深見池は,表面積に対して深さがあり,風の影響を受けにくいため堆積物がそのままの状態で積み重なっており,世界的にも珍しい湖沼であるとのことです。プランクトンや細菌,マンガンや鉄など様々な物質が存在し,そのために池の水の色も七色に変化するそうです。
興味をもったことについて,知りたい・明らかにしたいという気持ちが八木さんの研究の原動力になっていたのではないか,そしてそれに向かって取り組んでいるときのワクワクした気持ちや自分を認める気持ちが自分を勇気づけてくれるという話をしました。
最後に今年の干支「卯」にちなんだ「うさぎの登り坂」ということわざから,長い後ろ足で坂道を登るうさぎにたとえて,よいタイミングを逃さずに自分のよさを発揮し大きく飛躍する年になるようにと結びました。