廊下に「3年生が本気で考えた企業~働くならどこで?~」という模造紙が掲示されています。3年生の社会科の学習で考えたものだそうです。自分が起業したいと考えた事業内容・セールスポイント・場所・資本金・取引先・採用条件・労働条件・福利厚生・社会的責任の9点について書かれています。例えば場所ひとつとってみても,地元阿南町での起業をめざすものから,飯田市・松本市・軽井沢町・東京都などでの起業を考えているものまで実に多様でした。飲食店が多く見られる中で,腕時計(スマートウォッチ)の製造・販売というユニークなものもありました。福利厚生の項目では,「産休・育休あり」とか「土日どちらかは必ず休める」など働き方にも配慮し,最低賃金を調べたり,社会的責任として食品ロスや障がい者雇用について明記したりしているものもありました。このように,各教科学習で学んだことを各自がアウトプットする活動も増えてきています。他学年の生徒が立ち止まって読んでいる様子も見られました。