11/29の総合的な学習の時間で,学年ごとに地域の方と交流する時間をもちました。
【1学年】
福祉施設ディサービスセンター「サルビア」の方に来校いただき,福祉講話をしていただきました。一昨年度までは,施設を訪れて交流することができましたが,コロナ禍により昨年度からこれまでのような交流ができなくなりました。そこで本年度は,ディサービス施設について学ぶことを目的に,職員の方から,どんな方が利用しているのか,施設の中はどのような工夫がされているのか,利用者さんたちと交流するときに大切なことは何かなどについて説明していただきました。生徒たちからは「今度交流する機会があったら,今日学んだことを生かしたい」という感想が聞かれました。
【2学年】
阿南学園を訪問して,利用者の方と直接交流することができました。風船バレー・ビンゴゲーム・歌やダンス・総合的な学習の時間に制作した阿南町のCMの発表など,自分たちで計画した内容を,利用者の方々と共に楽しみながら交流することができました。この学年は,昨年度は福祉施設との対面での交流はできませんでしたが,身をかがめて話しかけたり説明したりする姿も見られ,貴重な経験となりました。
【3学年】
阿南高校1年生・阿南第二中学校3年生とオンラインで「合同探究学習・キャリア学習会」を行いました。まず,阿南高校地域探究コースの代表グループの発表(地域の特産品「市田柿」について)を聞きました。続いて,阿南高校の卒業生で,愛知県の大学に進学した方・県内の大学を卒業後飯田市の企業に就職した方のお話を聞きました。大学に進学すると決めた理由や今感じていること,中高生に伝えたいことなどについて話してくださいました。
最後にグループに分かれて,中学生の質問に高校生が答える時間をもちました。高校生活について・受検への向かい方など様々な質問に丁寧に答えていただきました。中学3年生という大きな進路選択の時期を経験したからこそ語れる高校生の言葉から,生徒たちが自分の未来を具体的にイメージするよい機会になったのではないかと思います。