理科で「ワールドカフェ」を取り入れた授業を行いました。各グループであらかじめまとめたホワイトボードを用いて,ホスト(説明係)がゲスト(訪問者)に説明を行います。それに対して,ゲストは質問をしたり獲得した情報をメモしたりして戻ります。これを何回か繰り返し,最後に自分のグループで獲得してきた情報を共有するという学びのスタイルです。
今回の授業は「ダニエル電池はどのような仕組みで電流を取り出しているか」という学習問題について、実験結果をもとにまとめていく内容でした。ホストは交代で行うので,他人任せにならずに他のグループの説明をしっかり聞こうとする姿が見られたり,他のグループの発表を聞いて「この図は分かりやすい」などとよさに気づく声が聞かれたりしました。
学習指導要領が変わり,「主体的・対話的で深い学び」はどうあったらよいか試行錯誤の日々が続いています。