5/24に上越教育大学教授の桐生徹先生をお招きして,授業づくりの職員研修を行いました。午前中は授業を参観していただき,午後は全職員で講演を聴きました。
本校では,本年度の研究テーマを「自ら『問い』をもち,仲間とともに学びを深める力の育成」としました。このテーマについて,自己調整学習理論をもとに話をしていただきました。3つのステップ①予見(動機づけ)②学習方略(遂行コントロール)③メタ認知(自己省察)をサイクルとして回していくことについて,小学4年理科「もののあたたまり方」の授業場面を実験を交えながら体験しました。それぞれのステップで他者と意見を交流する場があり,「なるほど」「そういう考えもあるのか」「もう一回実験見たいな」というような声もあがりました。また,本校で本年度から取り組んでいる自主学習ノートについても,自己調整学習の理論を元に裏付けしていただき,授業と家庭学習がリンクするように意識することの大切さも学びました。
10年後の社会を生きていく子どもたちに,どんな力が求められていくのか想像力を働かせて学びの改革に取り組んでいきたいと思います。
当日は,南部地区の中学校からの参加者もあり,ともに学ぶ時間となりました。