茜タイムの第3回目は「学習について」です。中学生にとって多くの時間を費やす授業や家庭学習はどうあったらよいか考えました。これまで「学力」といえば「知識・技能」が重要視される傾向にありましたが,4月から実施される新学習指導要領では「生きる力」を身につけるための3つの力(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力人間性」)をバランスよく身につけることが求められています。
時代の変化が加速し,予測困難な社会で様々な課題を解決していく力を身につけるためには,どのような授業をめざしていけばよいか,またどんな家庭学習をすればよいかについて対話を行いました。
生徒たちは,「友だちと教えあったり学び合ったりする授業・話を聞いているだけの授業より自分たちで調べたりまとめたりする授業の方がしっかり考えることができる」「提出することだけが目的ではなく,自分のためになる家庭学習をしたい」など,それぞれの考えを出し合いました。
3回にわたって行ってきた「対話」の時間は,生徒たちが自分の学校生活について意識するきっかけとなるだけでなく,我々教師も生徒たちの考えに耳を傾け学校運営にいかしていくための大切な手がかりとなりました。