茜タイムの2回目のテーマは,「学校のきまりについて」です。生徒たちのアンケートの中には「中学生らしい髪型ってどういうこと?」とか「清掃の前に黙想をするのはどうして?」など学校生活の決まり事についての「問い」がたくさんありました。
そこで,12/9の課題提起では,学校で定めたいわゆる「校則」と生徒会の各委員会で検討して決めた「生徒会申し合わせ事項」の2種類のきまりがあり,自分たちで考えて変えられるきまりもあることを確認しました。「ルールとは何か」考えることを通して,改めて「校則」の中の制服と髪型のきまりについて自分の考えを付せんに書き,グループで「対話」を行いました。
<生徒たちから出た意見>(一部)
・もし校則がなかったら,髪を染めたり派手な服装をしたりする人がいて,気になってしまう ・ある程度はきまりがあった方が生活しやすい ・授業に集中できなくなるかもしれない ・制服がなかったら,自分らしさを出せると思う ・髪型は,学校生活を送る上で,他人がじゃまだと思ったり危険になったりしなければ自分で決めればいいと思う |
自分の学校生活に「問い」を抱き,「対話」によって自分の考えを伝えたり他者の多様な考えを知ったりすることで,さらに考えを深め,「自分たちでよりよい学校をつくっていこう」という気持ちにつながっていくことを願っています。