特別支援学級に小学校の6年生が2名見学に訪れ,一緒に「美しい日本語」(道徳)の学習をしました。
まず,各自(教師も)が「美しい日本語」だと思う言葉を黒板に書きます。「ありがとう」「助ける」「かっこいい」「イケメン」「おいでやす」など様々な意見が出ました。それらの言葉について,なぜ美しいと思うのか自分の考えを発表しました。
次に,NHKのアンケート(2019年)で「美しい日本語」ベスト10に選ばれた言葉を紹介し,第1位の「ありがとう」という言葉についてみんなで考えました。ワークシートを用いて,「自分は『ありがとう』って言えているか」をふり返りました。感謝の気持ちがあってもなかなか「ありがとう」と言えないこともあることに気づき,「素直に『ありがとう』と伝えられるといいね」と話し合いました。
見学に訪れた小学生も含めて,自分の考えや感じたことを出し合いながら,日頃自分が発している「ことば」についてふり返るきっかけになる授業でした。